色目は春ですので淡いパステルカラーなど明るいお色を選ばれる方が多いですが、帯が華やかな(お祝いに相応しい)ものであれば濃い紫や紺、グレー系など落ち着いたお色でも構いません。
特に卒業式は洋装では紺や黒系のスーツの方が多いので、着物でも目立たないようにシックな色目を選ばれる方もいらっしゃいます。
卒入学式等の式典には金糸銀糸が織り込まれた礼装用の袋帯を合わせます。
色無地とは
一見色無地に見える、細かい柄の型染で一色染の「江戸小紋」は紋が無ければオシャレ着ですが、紋が入っていれば略礼装となり、卒入学式にも着ることができます。
江戸小紋の代表的な模様「鮫小紋」
「訪問着」「付下げ」とは
訪問着は主に胸、肩、袖、裾などに模様が繋がるように染めた着物。
付下げは全体の柄が上向きになるように染められた着物です。
柄行は振袖のように前面に模様のある豪華なものからほんの少しだけ模様のあるものまで様々です。TPOに合った柄を選ぶと良いでしょう。
バッグ、草履は礼装用のものが無難ですが、
バッグはカジュアル過ぎないものであれば洋服用のバッグでも良いと思います。
また、卒業式シーズンはまだまだ寒い地域も多いので、会場まではコートを羽織り、首元にはショールなどを巻くと良いです。
ショールも着物用でなくても、洋服用のもので大丈夫です。
体育館などは足元から冷えるので、肌着の下には七分丈のレギンス(足首までなので足袋が履けます)がおススメです。
股上が深いものは、上から帯を締めるとお手洗いに行けなくなるので、浅めの物がよいです。
店長愛用の大判ショール↓
ショールは会場に入る前に外しますが、式典中はひざ掛けにすることも出来るので便利です。
一部の商品はオンラインショップでもご購入いただけます。
当店では色無地、付け下げ、訪問着、袋帯なども豊富に取り扱っております。
卒入学式のお着物のコーディネートの相談も大歓迎です。
お気軽にご来店くださいませ。
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